離婚しても家は手放さない|住宅ローン2000万円を選んだ私の理由
※この記事は私自身の体験談です。住宅ローンの借り換え条件や審査内容は、金融機関や個々の状況によって異なります。
ごきげんよう。
アラフィフで離婚し、ひとり暮らしをしている、しらいし ゆみこです。
離婚を考え始めたとき、一番悩んだのは「お金」ではなく、住まいのことでした。
この家を売るべきなのか。
それとも、住宅ローンを引き継いで住み続けるべきなのか。
私も何度も考えました。
そして最終的に選んだのは、約2,000万円の住宅ローンを引き継ぎ、この家で暮らし続けること。
決して簡単な決断ではなかったけれど、今振り返ると、私にとっては後悔のない選択だったと思っているの。
この記事では、私が家を守ると決めた理由と、そのために必要だった手続き、実際に感じたことをお話しするわね。
離婚しても家を手放さないと決めた理由

離婚すると、「家は売るもの」と考える方も多いかもしれないわね。
もちろん、それもひとつの選択。
でも私は、この家を残す道を選んだの。
理由はとてもシンプル。
自分で選んできた暮らしを、できるだけ変えたくなかったから。
家具やインテリアだけではなく、毎日の生活そのものに愛着があったの。
離婚だけでも心も体も疲れてしまうのに、
- 引っ越し
- 家具の処分
- 新しい環境への適応
まで重なると、私には負担が大きすぎると思ったのよ。
だから私は、「せめて住まいだけは守ろう」と決めたの。

家を引き継ぐには住宅ローンの審査が必要だった
家をそのまま引き継ぐには、まず銀行へ相談する必要があったわ。
住宅ローンは、家を担保にして借りているお金。
離婚したからといって、自由に名義を変更できるわけではないの。
私ひとりで返済できるかどうか。
銀行は収入や勤務状況、年齢、他の借り入れなどを確認して、新たに審査を行ったわ。
「住み続けたい」という気持ちだけでは決まらない。
現実的な返済能力が何より大切なんだと実感したの。
約3,300万円のローンから2,000万円へ借り換えた
当時の住宅ローン残高は約3,300万円。
審査の結果、私が借りられる金額は約2,000万円だったの。
そのため、不足する約1,300万円は繰り上げ返済し、残りを私名義の住宅ローンとして借り換えることになったわ。
大きなお金が動く、本当に勇気のいる決断だった。
それでも、この家で暮らしていきたいという思いは変わらなかったの。
財産分与と名義変更も大切な手続き

住宅ローンだけでは終わらないの。
離婚で家を引き継ぐ場合は、財産分与についてもきちんと整理する必要があるわ。
私は離婚協議書を作成し、家を引き継ぐことを明確にしたの。
後からトラブルにならないよう、公正証書を作成することも安心につながると思うわ。
その後は、土地と建物の所有権移転登記を行ったの。
手続きは専門的な内容が多かったので、銀行から紹介していただいた司法書士さんにお願いしたわ。
費用はかかったけれど、安心して進められたことは大きかったと思っているの。

住宅ローンを背負う現実は甘くなかった
もちろん、いいことばかりではないわ。
約2,000万円の住宅ローンは、今も毎月返済しているの。
さらに、
- 固定資産税
- 修繕費
- 火災保険
など、持ち家ならではの費用もかかるわ。
収入が減ったらどうしよう。
いつまで働けるかしら。
そんな不安がまったくないと言えば、嘘になるの。
だからこそ、毎月の家計管理や貯蓄は以前より意識するようになったわ。

それでも家を守ってよかったと思う理由
大変なこともあるけれど、家を残したことで得られたものもたくさんあるの。
- 暮らしを大きく変えずに済んだ
- 心が落ち着く場所を失わずに済んだ
- 子どもたちがいつでも帰ってこられる家を残せた
今は4LDKの一戸建てで、ひとり暮らしをしているわ。
少し広いかなと思う日もあるけれど、この家で過ごす時間はとても心地いいの。
静かな朝も、好きな家具に囲まれた夜も。
ここが私の居場所なんだと感じられることが、一番の安心につながっているわ。
迷っているなら「自分にとって何を残したいか」を考えてみて
離婚すると、「何を手放すか」に意識が向きがち。
でも、本当に大切なのは「何を残したいか」なのかもしれないわね。
私が考えたのは、この3つ。
- 無理なく返済できるか
- この家にどれだけ愛着があるか
- 家を手放した後の暮らしを想像できるか
もし返済が難しいなら、売却という選択もある。
環境を変えたほうが前向きになれる人もいるわ。
でも、今の暮らしを守ることで新しい人生を始められる人もいるの。
私は、そのひとりだった。
だから、「離婚したら家は売るもの」と決めつけなくてもいいと思うのよ。

まとめ|家を守ることも、新しい人生の選択肢
離婚は、失うものばかりではないの。
何を残し、どんな暮らしを続けていきたいのか。
それを考える時間でもあると思っているわ。
私は家を残したことで、暮らしも心も大きく崩れずに新しい生活を始めることができたの。
だから、あなたも誰かの正解ではなく、自分が納得できる選択をしてほしい。
それが、これからの暮らしをやさしく整える第一歩になると思うわ。
