【持ち家離婚】48歳・年収300万円で家を残した財産分与の記録
ごきげんよう。
離婚を考え始めたとき、
私がいちばん怖かったのは、
「この家に、これからも住み続けられるのかしら」
ということだったわ。
我が家は持ち家。
私はどうしても、
この家を手放したくなかったの。

でも住宅ローンは、
まだかなり残っていたのよね。
当時の私は、
「家を残すなら、
私が夫の持分を買い取らなきゃいけない」
そう思っていたの。
けれど実際には、
持ち家離婚には
“財産分与”という考え方があることを、
あとから知ったのよね。
とはいえ、
財産分与って、
本当にややこしいの。
家の査定。
住宅ローン。
預貯金。
積立NISA。
老後資金。
感情だけでは、
とても進められなかったわ。
でも、
ひとつずつ整理していったことで、
- 家を手放さない
- 老後資金を守る
- 無理のない返済額に整える
という形で、
離婚後の暮らしを立て直すことができたの。
この記事では、
40代〜50代で持ち家離婚に悩む方へ向けて、
私が実際にやった財産分与の流れを、
できるだけわかりやすく書いてみるわね。
財産分与では「お金の見える化」がとても大事だった

まず最初にやったのは、
夫婦の財産を全部洗い出すこと。
たとえば、
- 預貯金
- 株
- 積立NISA
- 車
- 確定拠出年金
- 財形貯蓄
など。
結婚後に築いた財産は、
基本的に財産分与の対象になるのだそう。
私たちは二十歳で結婚したから、
ほとんどの財産が共有財産という形だったのよね。
そのぶん、
「これは対象?」と悩むものが少なく、
計算は比較的シンプルだったのかもしれないわ。
だから、
「これは自分のお金」と思っていたものも含めて、
一度すべてを見える化していったの。
特に悩んだのは、
- 株
- 積立NISA
- 確定拠出年金
など、
価格が日々変動するもの。
私たちは、
離婚協議書に押印する日を基準日にして、
その日の評価額で計算する形にしたわ。
離婚って、
気持ちの整理だけでも大変なのに、
お金の話までしなければいけないのよね。
でも、
ここを曖昧にしたまま進めると、
あとから揉めやすいと思うの。
だから私は、
今ある財産を、
一度ぜんぶ数字で並べてみるという作業を、
とても大事にしたわ。
財産分与って、
夫婦で築いた財産と負債を
どう整理して、
離婚後の暮らしを、どう整えていくか
を考える作業だったわ。
持ち家離婚では「家の価値」と住宅ローン確認が必要だった
次にやったのは、
自宅の査定だったわ。
離婚を考え始めたときって、
この家をどうするかばかりに意識が向きがちなのだけれど、
その前に必要なのは、
今、この家はいくらなのかを知ることからだったのよね。
我が家の場合、
査定額は3000万円前後。
けれど問題は、
住宅ローンもかなり残っていたの。
つまり、
家を売ってもローンが完済できない状態だったわ。
これを、
「オーバーローン」という状態なのだそう。

私はこのとき初めて、
「持ち家=資産」
ではないことを知ったの。
家だけを見るのではなく、
住宅ローンまで含めて考える必要があるのね。
持ち家離婚では「負債」も半分にして考える
持ち家離婚って、
家の価値だけで決まるわけではないのよね。
住宅ローンが残っている場合は、
「資産」だけではなく、
「負債」も含めて考える必要があるの。
たとえば、
アンダーローンの場合
(家の価値 > ローン残高)
なら、
差額が、プラスの財産として考えられるのよ。
逆に、
オーバーローンの場合
(家の価値 < ローン残高)
だと、
マイナスの財産として扱われることもあるのよね。
我が家は、
まさにこちらだったの。
だから私は、
- 夫婦の財産を半分にした金額
- オーバーローン分を半分にした金額
これらを合わせて整理して、
差額を調整する形にしたのよ。
離婚前の私は、
「私が夫から家を買い取らなきゃいけないんだ」
と思い込んでいたの。
でも実際には、
「財産」と「負債」を合わせて整理していく
という考え方だったのよね。
もちろん、
財産分与の考え方は、
夫婦の状況や話し合いによっても変わると思うわ。
でも、
持ち家離婚では、
家はいくらか、だけではなく
ローンがどれだけ残っているかを冷静に見ることが、
とても大切なのだと感じたわ。
私は「家」と「住宅ローン」を引き継ぐ選択をした
私は、
どうしても家を手放したくなかったの。
離婚しても、
この家だけは守りたかったのよね。
だから選んだのが、
家だけをもらうのではなく、
住宅ローンごと引き継ぐ
という方法だったわ。
ただ、
ここで大事なのが、
住宅ローンは簡単には名義変更できないということ。
銀行の審査が必要だったのよね。
私の場合は、
借り換えできる金額にも上限があって、
銀行から提示された上限は、
2,000万円だったの。
離婚後って、
生活費も、老後資金も、
全部ひとりで背負うことになるのよね。
私の年収は、
当時300万円。
「今なんとか払えるか」ではなく、
「老後も暮らしていけるか」
「住宅ローンを最後まで完済できるか」
を基準に、
かなり現実的に考える必要があったの。
積立NISAは崩さずに残した
ここは、
かなり悩んだわ。
積立NISAを全部崩せば、
住宅ローンをもっと減らすこともできたから。
でも当時の私は48歳。
定年まで、
もうそこまで時間が残っているわけではなかったのよね。
だから私は、
積立NISAを全部崩すのではなく、
お金にも働いてもらうという考え方を選んだの。
もちろん、
将来のことなんて誰にもわからないわ。
それでも、
手持ち資金をゼロにしてしまう怖さの方が、
私には大きかったのよね。
だから、
- 住宅ローンの借り換えは上限額で利用する
- 不足分を財産分与のお金で頭金に充てる
という形にしたわ。
結果として、
- 家を残す
- NISAも残す
- 毎月の返済額を無理なく整える
という、
自分なりのバランスを取ることができたのよね。
離婚って、
今を乗り切ることに意識が向きがちだけれど、
本当は、
老後まで暮らしていける形に整えることも
同じくらい大事なのだと思うの。
持ち家離婚の財産分与に「絶対の正解」はないのよね

ちなみに、
これはあくまで
「私の場合」の話よ。
財産分与って、
- 家の評価額
- 住宅ローン残高
- 収入
- 年齢
- 子どもの有無
- 預貯金や資産状況
によって、
かなり変わるものなのよね。
さらに、
- 借り換え
- 登記
- 住宅ローン控除
- 税金
- 名義変更
など、
専門的な手続きもたくさんあったわ。
だから、
この方法が正解というわけではないの。
でも、
持ち家離婚で悩んでいる方にとって、
こういう整理の仕方もあるのね、と
少しでも参考になったら嬉しいわ。
まとめ|持ち家離婚は「感情」より先に「数字」を整理すると見えてくる
持ち家離婚で大切だったのは、
感情だけで動かないことだったわ。
まずは、
- 財産を見える化する
- 家の査定をする
- 負債も含めて整理する
- 離婚後の生活費まで考える
この順番で考えたことで、
私は少しずつ、
現実を受け止められるようになったのよね。
離婚って、
人生の終わりではなく、
暮らしを立て直すスタートなのだと思うの。
もし今、
持ち家離婚や財産分与で悩んでいるなら、
まずは、
現状を数字で整理してみることから始めてみてほしいわ。
感情がぐちゃぐちゃなときほど、
数字が、
心を少し落ち着かせてくれることもあるのよね。

