ひとり暮らし

【PDF】ひとり暮らしのエンディングノート|今を整えるやさしい終活

しらいし ゆみこ

ごきげんよう。

エンディングノートって——
気になってはいるけれど、
「まだ早いかな」って、後回しにしていないかしら?

私もそうだったの。

離婚して、ひとり暮らし。
子どもたちは上京しているわ。

ひとり暮らしって、気楽でいい反面、
「自分のことを知っている人がいない状態」でもあるのよね。

  • 契約しているもの
  • お金のこと
  • 大事な書類の場所
  • もしもの時の連絡先

これって、誰にも共有していないことが多いでしょう?

もし、私に万が一のことがあったら――
やっぱり、考えちゃうのよね。

でもね。
ちゃんと書こうとすると、
なんだかしんどくなって、手が止まってしまうの。

だから、
「必要なことだけ、残す」ノートを作ったのよ。

実際に作ってみて感じたのは——

エンディングノートは「終わりの準備」じゃなくて、
“今を整えるノート”だということ。

必要なことだけでいいのよ

エンディングノートってね、
正直に言うと、
最初はちょっと身構えたの。

「ちゃんと書かなきゃ」
「全部埋めなきゃ」って。

でもそれ、しんどいのよね。

だから私は——
考え方を変えたの。

全部書く必要はないの。

  • 今わかることだけ
  • 書けるところだけ
  • 気が向いたときだけ

それでいいのよ。

少しずつ書いていくうちにね、

「あ、ここ整理できてなかったな」
「これ、ちゃんと把握しておこう」

そんなふうに、
“自分の生活を見直す時間”になっていったわ。

不思議なんだけど——
重たい気持ちになるどころか、

安心が増える分だけ、心が軽くなるのよ。

がんばらなくても整う形に

私がまとめたのは、こんな内容よ。

  • 基本情報
  • 勤務地・経歴など
  • 本籍地・転居歴
  • 預金口座
  • クレジットカード
  • 保険
  • 年金
  • 連絡先
  • 葬儀の希望
  • 形見分け・財産
  • 遺言書について
  • メッセージ

全部で12ページ。

ひとつひとつのページに、ちゃんと意味があるの。

なんとなく埋めるものではなくて、
「いざという時に困らないため」に用意しているのよ。

せっかくなら、
無理なく続けられる形がいいから、

✔ 何度でも書き直せる
✔ 必要なページだけ使える
✔ シンプルで迷わない

そんな形にまとめているわ。

いざという時のための基本情報

名前や生年月日、住所など——
普段は当たり前にわかっていることでも、

いざという時には、
すぐに確認できる場所にまとまっていることが、
とても大事なの。

書類を探したり、誰かに聞いたりしなくても、
「ここを見ればわかる」状態にしておく。

それだけで、残された人の負担はぐっと減るのよ。

勤務先情報|これまでの歩みも残しておく

勤務先ってね、
その時々で関わっていた人たちの記録でもあるのよ。

どんな場所で、誰と関わっていたのか。
あとから振り返ったときに、
つながりを思い出すヒントになることもあるの。

それから――
年金の確認や過去の手続き、問い合わせ先など

こういう場面でも、
役に立つことがあるのよ。

特にね、
「どこに勤めていたか」
これがわかるだけでも違うのよ。

どこで働いていたのか、どんな経歴があるのか。
そういった情報がまとまっているだけで、
手続きがスムーズになることもあるの。

でもね、
細かく書く必要はないわ。

入社日まで正確じゃなくていいし、
期間もだいたいで大丈夫。
会社名だけでも、十分なのよ。

思い出せる範囲で、
「どこに勤めていたか」だけでも残しておくと安心なの。

これまでの住所の記録をまとめておく

本籍地やこれまでの住所って、
普段はあまり意識することがないでしょう?

でもね、人が亡くなったあとには、
戸籍をたどって相続人を確認する必要があるの。

そのときに関わってくるのが、
本籍地(戸籍の情報)なのよ。

場合によっては、
出生から現在までの戸籍を取り寄せることもあるから、
本籍地がわかっているだけで
手続きがスムーズになることもあるの。

一方で、転居歴(住所の履歴)は、
必ずしも必要になるわけではないのだけれど——

不動産の名義変更や、相続関係の確認、
本人確認の補足資料として、
過去の住所が必要になるケースもあるのよ。

だからこのページでは、
わかる範囲で、本籍地やこれまでの住所を
まとめて残せるようにしているの。

あとから調べなくていい、
それだけでずいぶん助かるのよ。

預金口座情報をひとつにまとめておく

預金口座ってね、
いくつかに分かれていることが多いでしょう?

普段は困らないのだけれど——
いざという時には、
「どこに口座があるのか」がわからないと、
探すだけで大変なのよね。

銀行ごとに連絡をしたり、手続きを進めたり。

そのひとつひとつに、
時間も手間もかかってしまうの。

でもね、
口座の情報がひとつにまとまっているだけで、
流れがぐっとスムーズになるのよ。

クレジットカードの情報をまとめておく

クレジットカードってね、
現金と違って、目に見えにくいでしょう?

毎月の引き落としや、登録している支払い先も、
自分以外にはわかりにくいものなのよ。

だからこそ——
どのカードを使っているのか、
どんな支払いに使っているのか。

それがまとまっているだけで、
あとからの手続きがとてもスムーズになるの。

解約や変更が必要になったときも、
ひとつひとつ探さなくていいから、
負担を減らすことにつながるのよ。

加入している保険をまとめておく

保険ってね、
いざという時のために入っているのに——
内容をきちんと把握していないことも多いでしょう?

どの保険に入っているのか、
どこに連絡すればいいのか。

それがわからないだけで、
手続きが遅れてしまうこともあるのよ。

本来受け取れるはずのものも、
気づかないままになってしまうことだってあるの。

でもね、
加入している保険の情報がまとまっているだけで、
必要な手続きにすぐ進むことができるわ。

公的年金の情報をまとめておく

年金ってね、
しくみが少し複雑で、わかりにくいでしょう?

自分でもきちんと把握していないこと、
意外と多いものなのよ。

でもね、いざという時には——
どの年金に加入していたのか、どこに確認すればいいのか。
そういった情報が必要になるの。

手続きが必要な場面でも、
わからないままだと時間がかかってしまうこともあるのよ。

でも、情報がまとまっているだけで、
確認や手続きがスムーズに進められるの。

わかりにくいものほど、見える形にしておくと安心なのよ。

連絡先をまとめておく

いざという時に、
まず必要になるのが——
この連絡先ページだわ。

誰に連絡すればいいのか。
どこに知らせればいいのか。

それがわからないだけで、
動き出すまでに時間がかかってしまうの。

家族や身近な人でも、
すべての連絡先を把握しているわけではないでしょう?

だからこそ、
必要な連絡先がまとまっているだけで、
すぐに動ける安心につながるのよ。

葬儀についての希望を残しておく

葬儀のことって、
普段はあまり考えることがないでしょう?

でもね、いざという時には——
短い時間の中で、たくさんのことを決めなければならないの。

どんな形にするのか。誰に連絡するのか。

残された人にとっては、
とても大きな負担になってしまうこともあるのよ。

だからこそ、
自分の希望を少しでも残しておけたら——
迷う時間を減らすことにつながるの。

自分の想いを、
少しだけ、残させてもらえたらいいわよね。

形見分け・財産について

大切にしてきたものや、
誰かに残したいモノ。

それがある場合でも、何も残していないと——
どうすればいいのか、
迷わせてしまうこともあるのよね。

誰に渡したらいいのか。どう扱えばいいのか。

その判断を、
残された人にゆだねることになるから。

でもね、
ほんの一言でも、想いが残っているだけで——
受け取る側の気持ちは、ずいぶん違うものなのよ。

モノに込めた想いも、ちゃんと届いてほしいのよ。

遺言書について

遺言書ってね、
少しハードルが高く感じるかもしれないでしょう?

でも、自分の意思をきちんと残しておきたいときには、
とても大切なものなのよ。

誰に、何を、どう残すのか。

そういったことを、
はっきりと伝えるための手段でもあるの。

ただし——
このノートに書いた内容そのものが、
そのまま法的に有効な遺言書になるわけではないのよ。

このページでは、
遺言書の内容を書くというよりも、
「どこに保管しているか」や「作成しているかどうか」など、
必要な情報を残せるようにしているの。

大切な人へのメッセージ

伝えておきたいことって、
きっと人それぞれあると思うの。

ありがとう、とか。
ごめんね、とか。
これからのこと、とか。

普段は照れくさくて言えないことも、
こういう形なら、そっと残すことができるのよね。

決まった書き方なんてないの。

一言でもいいし、
空欄のままでもかまわない。

でもね——
きっと、
大切な人の心に届くものになると思うの。

だから、
伝えたい相手ごとに、
大切に使っていただけたらうれしいわ。

少しでも、書いてみようかなと思えたなら

エンディングノートってね、

「いつかのため」じゃなくて、
「今の自分のため」にあるものだと思うの。

全部やろうとしなくていいの。
少しずつで大丈夫なのよ。

整えていくうちに、
きっと気持ちも整っていくから。

このノートが、
あなたと大切な人の安心につながりますように。

ABOUT ME
しらいし ゆみこ
しらいし ゆみこ
ごきげんよう。 バツイチ、アラフィフ。 しらいし ゆみこです。 二十歳で結婚、出産。 28年目に離婚しました。 子どもたちは上京して、 今はひとり暮らし。 離婚の時に家を引き取り、 住宅ローン2,000万円を返済中です。 お金のこと。 暮らしのこと。 日用品のこと。 ここは、 がんばりすぎない方法で、 少しずつ暮らしを整えている記録です。

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